新型コロナウイルスの収束を⾒据えた供給網維持に向けて、工場へのサイバー攻撃をどう防ぐか検討を始めているセキュリティ担当者は多いのではないだろうか。この場合、従来のOT環境の運用に沿ったセキュリティ対策に加えて、今後、加速するであろうリモートメンテナンスをはじめクラウド活用が含む脆弱性にもより一層配慮していく必要がある。

 本資料では、新型コロナウイルスの影響で新たに起きるOTセキュリティ対策について、SCADAfenceが考えるOT、セキュリティ、IT運用のそれぞれの担当者の視点から、課題とその解決策について述べる。

<目次>

1章:増加するOT環境へのサイバー攻撃
  • 最近の攻撃例と脆弱性
  • 今後、急速に増えるリモートメンテナンスやクラウド活用
  • 攻撃の傾向に対するOT環境が抱える新たな問題
2章:リモートメンテナンスを見据えて取組むべき課題
  • OT担当者のセキュリティ定義と目線を合わせる
  • セキュリティ専任者もOT環境の基本構成を把握する
  • IT運用者がOTセキュリティ全般をけん引する
3章:リモートメンテナンス対応策におけるOTセキュリティ最新動向
  • OT担当者は潜在する新たな脆弱性へ対処する
  • セキュリティ担当者には事前と事後の観点でOT環境を把握する
  • IT担当者はセキュリティ情報を自動的に分析する仕組みを導入する

4章:まとめ